お子さんを撮影する時、どんなことに注意して撮影していますか?
お子さんの表情、ポーズなどお子さん中心の撮影になっているのではないかと思います。
しかし、そればかりにとらわれてしまうと、満足のいくクオリティの写真にならなかったりすることがありませんか?
光に着目した少しのテクニックで格段と写真の質が上がるコツをお伝えしていきます。
なぜ「光」に注目するのか
光とは、大きく分けると太陽の光である自然光と電気などの人工光があります。
厳密な光の話について書くと、光学的な知識になってしまうので知りたい方は調べてみてください。
この光を意識すると変わってくるものが多くあります。
光で写真のイメージがガラリと変化するのです。
想像してみてください、暗めなお部屋で撮影した花と、明るいお部屋で撮影した花。
おそらく、前者はクールでダークなイメージに、後者は華やかで明るいイメージになりますよね。
光の加減を使い分けることによって、子どもの写真は大きく違ってきます。
コントラストの違い
コントラストとは、対比という意味です。
このコントラストがはっきりすることにより、陰影がついた明るい写真となります。
朝日や夕暮れなど太陽光に照らされた写真はベールに包まれているようなコントラストの優しい写真になります。
例えば、カーテンから差し込む自然光に照らされたお子さんを撮影した場合、ふんわりとした可愛らしい写真が撮影できます。
人工光は蛍光灯などの白い光が強い為、直接照らせばコントラストの強くなり、強調したいものをしっかり写すことができます。
芸術的な写真を撮影したい場合に向いています。
「光」を操り、写真の芸術性をあげる
一眼レフやミラーレスなどのデジカメを使う場合、ISO感度が調整できます。
ISO感度とは光をとり込む量を調整する機能です。
室内ではISO感度高めに、屋外では低めに設定することにより光の入り具合を調整できます。
また、撮影したいシーンによって撮影する場所も大切になってきます。
お子さんが外で元気に遊んでいる写真を撮る場合、太陽の下で明るく照らされた写真を撮りますよね。
夕焼けに照らされている風情のある写真が撮りたい場合、西日に温かく包まれた写真を撮ると思います。
いろいろなシーンに合わせて光を操り、写真のクオリティを高めましょう!