－いくら彼に尽くしても、何も進展しない。そろそろプロポーズしてほしいんだけどな－
そんな思いをしている恋愛中の方はいませんか？もし絶対にプロポーズしてくれる魔法の食べ物があったら、彼に食べさせてプロポーズさせるのに！
ってそんな話が一時期現実になったのをご存じですか？
ここでは恋愛の味を数値化してパンにしてみた！という取り組みをご紹介します。
（※2024年1月19日 朝日新聞の記事を参考に要約しています。）
目次
「恋の味」を表現した新たな挑戦、NECと木村屋のAI開発
NECと木村屋が共同で、「恋の味」を表現した「恋AI（れんあい）」を開発したと発表しました。これは、人気の高い恋愛番組や恋愛に関連する曲の歌詞をAIが分析し、恋愛中に抱く感情を食品や食材に反映させるというものです。AIが導き出した感情に基づき、以下の5つの「恋の味」が作られたそうです。
(1)運命の出会いの味
(2)初めてのデートの味
(3)やきもちの味
(4)涙の失恋の味
(5)結ばれる両想いの味
この発表には驚きと興味を抱かざるを得ませんが、実際にどんな味なのか食べてみたい気持ちにさせられます。
運命の出会いを味で表現！甘さとドキドキ感を蒸しパンで
「運命の出会いの味」とはどんな味なのでしょうか。生地には綿菓子とりんごが使われ、青く着色されたクランチがトッピングされています。このザクザクとした食感が、恋が始まる時の甘さやドキドキ感を表現しているとのことです。運命のいたずらをイメージして作られたのだとか。
なお、すべての味は木村屋の蒸しパンをベースに作られているとのことです。
若年層へ向けた「恋AIパン」、AIとリアリティ番組のコラボレーション
「恋AI（れんあい）パン」は、木村屋総本店が若年層に向けて知名度を高めたいという思いから発案されたものです。AIを使った商品開発の実績を持つNECとタッグを組み、このユニークなプロジェクトが実現しました。
さらに、インターネットテレビとも協力し、恋愛リアリティ番組「今日、好きになりました。」と連携しています。この番組の出演者の感情を「喜び」「驚き」「恐怖」など32種類に分類し、数値化しました。そして、食品に対しても同様に感情のイメージを数値化し、その傾向が似ている食品を探し出すことで、「恋AIパン」を開発したそうです。
「恋AIパン」の再販を願って。あなたならどの味を選びますか？
「恋AIパン」は2月1日から、まずは関東近郊のスーパーなどで順次発売されていたそうです。希望小売価格は税込み200円でした。しかし、残念ながら現在は販売が終了しているようです。期待された効果が思うように得られなかったのでしょうか。
あなたなら、どの「恋愛パン」を大切な人に食べてもらいたいですか？ぜひ商品の内容をバージョンアップして、再び販売されることを願いたいですね。