プロポーズも多様化して婚約指輪を用意せず、他のアクセサリーを用意したり、花束だけを用意したり、結婚指輪や新婚旅行の費用に回すというカップルも増えてきました。
それでも婚約指輪を用意するのが王道なので、一生に一度の贈り物に頭を悩ませる方もいらっしゃるでしょう。
婚約指輪の費用の相場とはどの程度なのでしょうか。
婚約指輪の相場
婚約指輪の相場を見ていきましょう。(ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ)
最も購入されている価格帯は30万〜40万円未満です。
ダイヤモンドなどの宝石やプラチナなどの貴金属で構成されているものがほとんどのためとても高価なものになります。
30代はこの価格帯が最も大きな割合で3割超でした。
続いて多かったのが20万〜30万円未満。
年齢層を見るとやはり若年層が中心の価格帯になります。
また、結婚式や披露宴、新婚旅行などにおかねをかけるために婚約指輪の予算を少なくしているということもあるでしょう。
20代が奮発してこの価格帯に落ち着くといった感じです。
そして次に多かったのが40万〜50万円未満になります。
一生に一度の贈り物ということで金額を高めに設定しているのでしょう。
また経済的に余裕がある40代の相場がこの価格帯となっています。
婚約指輪の現在の相場は給料1ヶ月半分
「婚約指輪の相場は給料3ヶ月分」なんて聞いたことありませんか?
昭和後期から言われているような言葉ですが、前述したとおり、現在の婚約指輪の相場は30万〜40万円未満です。
25歳〜29歳の結婚する方が一番多い年齢層の月収が約25万円ほどですから、現在の婚約指輪の相場は給料1ヶ月半ほどになります。
給料3ヶ月分というと75万円。そう考えると婚約指輪をその価格帯で購入する方は、よほど婚約指輪に賭けているか、経済的に余裕がある方なのでしょう。
しかし高価だから良いというわけではなく、プロポーズするときの気持ちが込められているかどうかです。
結婚を考えているけれど、婚約指輪をはじめ結婚をするためにたくさんお金がかかることがネックになってプロポーズもできないという方は一度その考えを捨ててみましょう。
どうしてもプロポーズで婚約指輪をプレゼントしたいのであれば金額は安くても良いのです。
「YES」と答えてくれることが予想されるのであれば、早めにプロポーズしたほうがお相手も喜ぶでしょう。
プロポーズのお相手は婚約指輪には興味がない可能性もあります。まずはリサーチをしてから予算を決めてはいかがでしょうか。