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運動神経と脳の発達

2018/12/06こどもとスポーツ

子どもの脳は3歳までに約8割ができあがると言われています。
ですから3歳までに色々な刺激を与えてあげて、脳の発達を促してあげたいですね。

スポーツには右脳が関係している?

右脳は物事を感覚的にとらえ、何かをイメージしたり、ひらめいたりなどの命令をつかさどると言われています。
スポーツに右脳は深く関わっていて、芸術家やミュージシャン、プロスポーツ選手は右脳の発達が特に優れているとも言われています。

無理なく全身を使う遊びが右脳の発達を促す

小さな子どもにルールのある遊びを教えても、なかなかうまくいかないことが多いのが現実。特に月齢の違った子ども同士では遊べませんね。ルールは言わば大人の都合で考え出されたものでもあります。
小さな子どもが全身を使って遊ぶのに、難しいルールはいりません。
公園に出かけて思いのままに身体を動かして遊ばせましょう。
木にぶら下がったり虫や蝶を追いかけたり、なんでもいいのです。
いろいろな身体の動きをすることが身体の感覚を研ぎ澄ませ、運動神経やバランス感覚を鍛えることに繋がります。
それが右脳の発達に繋がるのです。

どんな習い事がおすすめなの?

全身をバランス良く動かす体操やスイミング・リトミックや、芸術的な感性を育てるピアノは右脳の発達を促すと言われています。
音楽に合わせて好きなように動きながら感情表現するリトミック、身体機能や挑戦する意欲を育てる体操やスイミング、指や耳を使って芸術的な感性を育てるピアノは、いずれも右脳にとても良い刺激を与ええるとされています。右脳が発達するとスポーツをするうえで有利に働くと言われています。

根底にあるのは身近な大人との信頼関係

子どもの脳を発達させたいからといって、習い事に躍起になったり、結果ばかり求めたりするのは絶対にNGです。子どもの心身の発達は、回りの大人との信頼関係が基本。逆にそれがなければ何をやらせてもどんなにお金をかけても無駄なのです。
子どもは自分が大切にされて愛情を受けているかどうかを無意識のうちに感じ取っています。情緒面の健全な発達なくして、運動神経も右脳も育ちません。