汗をかいて気持ちいい時とじめじめして気持ちが悪い時がありますよね。
運動で汗をかくことは身体にいいこととされていますが、実際にどんな効果があるのかご存知でない方もいらっしゃると思います。
汗をかくことによって体にどうメリットがあるのか、どういった汗がいいのかをお伝えしていきます。
発汗のメカニズム
発汗とは人に備わった体温調整のための大切な機能になります、
体温が37度を超える場合に、皮膚の上に汗を発生させ、その汗が蒸発することで体温を下げる役割があります。
運動をしたときに出る汗は「温熱性発汗」といい、「エクリン汗腺」から出ているサラサラな汗です。
この汗は無色無臭で体にいい汗と言われていますので、沢山運動してこの汗をかきましょうということですね！
また、交感神経が興奮状態にあるときは、反射的に汗をかかせることがありますがそれを「精神性発汗」とも言います。
汗をかくことのメリット①
主に「体質改善」や「健康維持」として汗をかく習慣をつけた方がいいとされています。
基礎代謝が高い人は平熱が高いですから、すぐに37度を越してしまうので汗を沢山かきます。
逆に、基礎代謝が低い人は体温も低いので汗をかきにくいと言われています。
基礎代謝を上げるためにも運動⇒発汗というサイクルは必須です。
体温が低いと血のめぐりが悪く、血液がドロドロになり生活習慣病の元にもなります。
これらの理由から日ごろから運動をして汗をかくことで健康維持に繋がっていきます。
汗をかくことのメリット②
汗をかくことの利点は健康維持だけではありません。
「美容・デトックス効果」があります。
汗は身体にたまった毒素や老廃物を体外に出してくれる役割があります。
これにより、肌はミネラルを吸収しやすくなったり、免疫力アップにも繋がります。
こうして、美肌効果やダイエット効果が得られるようになり身体は美しくなっていくのです。
汗をかくことは結果メリットしかない
汗をかくことによって得られる効果は十分にご理解いただけたと思います。
でもまだ効果があるんです！それは、精神面への効果です。
汗をかくことによって、幸せホルモン「セロトニン」の分泌が促されます。
セロトニンが分泌されると副交感神経が優位に働き、リラックスやストレス解消ができます。
とにかく、運動⇒体温を高める⇒発汗という習慣を身に付ければ一石二鳥いや三鳥、四鳥といいこと尽くめなのです！
子どものころからこの習慣を身に付けておけば健康寿命が大きく延ばせます。