ボールは、赤ちゃんの時から触ることができるオモチャ。
小学生になると、体育の時間で球技を行うこともあり、ボールに触れる機会が増えていきます。
小さい時からボールに親しんでおくと、自然と球技も得意になっていくもの。
最初は、ボールに触ったり叩いたりすることしかできなかった子どもは、成長と共に、持ったり転がしたり落としたりできるようになります。
今回は、赤ちゃんから始められるボール遊びをご案内します。
0歳の子どものボール遊び
初めてのボール遊びは、ママやパパが寝ころんでいる赤ちゃんの上で、ボールを上下左右に動かすこと。まだ歩けない赤ちゃんでも、しだいにボールを目で追うことができるようになります。
赤ちゃんが興味を示すようになったら、触った感覚が面白いボールに触れさせてみましょう。生後4ヶ月〜5ヶ月くらいから、ボールを近づけると受け取ろうとするしぐさを見せますので、ボールを受け取らせる遊びを楽しんでください。
ボールに慣れてきたら、手を伸ばしたら触れる位置にボールを置きます。好きな時に、自主的にボールに触るようになるでしょう。
生後9ヶ月を過ぎると、自主的にオモチャを落として遊ぶ姿を見られるようになります。落とす行為を繰り返すことで、運動神経や感覚神経が発達していくのです。
1歳になると徐々に受け渡しができるように
ボールを渡すと赤ちゃんが受け取る。
「ボールちょうだい」と声をかければ、赤ちゃんからボールが返って来る。
このやりとりができるようになるのが、1歳〜2歳頃になります。
ボールを色ごとに分けたり、ボールをカゴの中に入れたり、部屋の中にボールを隠して探してもらったり。
ボールでさまざまな遊びを楽しめます。
1歳半〜3歳の間にできるようになるボール遊び
大人から見ると未熟な投げ方ではありますが、ボールを片手で持って上から投げられるようになります。最初は短い距離しか投げることができませんが、これでボールの投げあいをしてみましょう。
また、大人が少し離れたところから転がしたボールを取る遊びや、滑り台や階段の上から転がしたボールを取る遊び、逆に投げたボールから逃げる遊びもおすすめ。
子どもはボールの的当てゲームも大好きです。ただし、いくら遊びとはいえ、失敗が続くと楽しいと感じられなくなるもの。楽しいと感じなくなると、子どもはボールを嫌いになってしまいます。
子どもの成長段階に応じて、的の距離を短くするなど、難易度を下げて対応していきましょう。5球投げて、3球当たれば、ボール遊びが楽しく感じられるでしょう。
2歳を過ぎると、ボールを蹴ることもできるようになっていきます。
カラフルなボールは写真映え抜群
写真撮影をする時に、さまざまな色のボールがあると、写真映えします。
たくさんのボールで遊ぶ際は、一種類の色ではなくカラフルにしてみましょう。
1つのボールで遊ぶときは、子どもの服装とは違う色味のボールを使うと、写真が映えます。