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12歳までに様々な運動を

2018/09/20こどもとスポーツ

野球

子どもが小さい頃からスポーツをさせたい。そう思う親御さんは多いもの。
男の子なら野球やサッカー、女の子ならバレエやダンスなどが人気。
その他にも、バスケットや水泳、バレー、柔道、剣道など、選ぶ競技により使う筋肉や鍛えられる場所が変わってきます。
さて、何歳くらいからお子様にスポーツをはじめさせますか?

子どもの運動神経

身体の神経機能は、8歳までに80%が作られ、12歳でほぼ100%になります。
4~8歳頃は「プレ・ゴールデンエイジ」と言われ、運動能力の基礎が形成されるのです。
この年齢の時は、特定のスポーツにこだわるのではなく、様々な運動をして体を動かすようにしましょう。1つのスポーツに固執しないことで、様々な神経機能を成長させることが可能です。
9~12歳頃は「ゴールデンエイジ」と言われ、短時間に技術を習得することができます。
12歳までに覚えた運動技術は、大人になっても忘れることがないと言われていますので、テクニックを覚えるのに適した年齢。プロのようなテクニックも、この時期に覚えてしまいたいものです。

13歳からの運動神経

神経機能が12歳までにほぼ作られてしまうと言っても、中学生になったら運動しなくて良いというわけではありません。
13~15歳ごろは「ポスト・ゴールデンエイジ」と言われ、骨格も筋肉も発達し、パワーもスピードも出てくる時期。技術の上達や戦略の理解を深めていく時期になります。

幼児期に様々な体験を

幼児期に様々な運動を体験させてあげると、後に「この部活がしたい」となった時に、どのスポーツでも対応できるようになります。
とは言え、むりやりスポーツをさせても集中力は持続しません。ケガの原因になることも。お子様が興味を示した運動をさせてあげることからスタートしましょう。

子どもが遊びながら身体を動かすことは運動神経の発達だけでなく、ルールを守ることや協調性、コミュニケーション能力の発達、状況判断力や思考力の促進など、様々なメリットがあります。