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オリンピックでのスポーツ選手の名言

2020/03/25こどもとスポーツ

オリンピックの開催がどうなるのか気になるニュースが日々流れてきます。
開催か、延期か、中止か。
今回は、そんな気になるオリンピック関連で、オリンピック選手の名言をご紹介します。
子どもたちが、この一言に励まされ、勇気をもって頑張ることができる・・・かもしれません。

『今日負けたら一生後悔する、死にたくなると思うので頑張りました』

水谷隼選手(卓球男子シングルス/リオデジャネイロオリンピック)

誰にでも、譲れない戦いというものがあります。それは、スポーツにおいても、スポーツ以外の場面でも。
例えば、高校入試もそうですし、高校野球や昇進試験でもあるでしょう。
「先輩と同じコートに立てるのは今日で最後。だから勝ちたい!」
「この昇進試験に合格しなかったら、辞めなければならない」など。
状況は人それぞれ。ですが、「負けたら一生後悔する」と自分で分かってからこそ、そこに照準をむけて、死ぬ気で頑張ることができるのです。
水谷選手は、2012年のロンドン五輪では、プレッシャーから不眠に陥り4回戦で格下との闘いに破れてしまいます。一時は卓球から離れ、引退も考えましたが、努力する奥様の姿に背中を押され、2016年に「今日負けたら一生後悔する」と最後まであきらめず、メダルを獲得しました。

『へこんでいる場合じゃない。やるしかない』

高木菜那選手(スピードスケート女子チームパシュート/平昌オリンピック)

スピードスケート女子5000mで、最下位になった高木選手。
誰もがへこんで落ち込んでしまう場面で、この後に控えているチーム戦を見据え、気持ちを切り替えようとしている姿に勇気をもらった人は多いのではないでしょうか。
子どもたちは誰もが失敗し、大切な試合で負けてしまうこともあります。
大切なのは、そこであきらめてしまわず前を向くこと。
彼女はこの結果、見事金メダルを獲得しました。

『そこがゴールだと思うと、最後まで走り切れずに手前で歩みを遅くしてしまう』

松本薫選手(柔道女子57キロ級/リオデジャネイロオリンピック)

2012年のロンドンオリンピック輪で金メダルを獲った松本選手。リオデジャネイロでは2連覇を目指して挑みましたが、結果は銅メダル。
銅メダルでもとてもすごいことなのですが、一瞬の気のゆるみから金メダルを逃してしまったこと。「試合中に大丈夫なんてことは絶対にないのに、大丈夫と思ってしまった」と語ります。
しかし、2連覇を周りから期待され、プレッシャーの中、無理をしながらの練習。右ひじの手術に1年のブランク。それらを乗り越えて出した結果は、胸を張ってもよい結果とも言えるでしょう。
子どもたちには、ゴールを高く設定することの大切さを伝えていきたいですね。