子どもに習わせたいスポーツとしてとても人気の水泳。
学校のプールで、一人だけ泳げないと悲しくなりますよね。
実は水泳には、たくさんの身体に良い効果があるのです。
水泳は身体に良いって本当?
水泳は浮力のおかげで身体への負担が少ないため、子どもの関節や骨に優しいスポーツです。
顔を水の中につけて泳ぐため、心臓や肺が強くなります。
泳ぐ際には、肩周りの筋肉をよく使いますよね。その結果、肩こりも改善されます。
また、水泳は有酸素運動になるため、血圧の改善にも効果的。
ダイエット効果も高く、筋力UP・体脂肪燃焼・むくみの解消と良いことづくめ。ゆっくりと泳ぐ方が効果的です。
その他、ストレス軽減や不眠解消、自律神経のバランスを整える役割も。
水泳のリスク
どんなスポーツでも、やり過ぎるとスポーツ障害になってしまいがち。
クロールやバラフライでは、肩関節に負担がかかり水泳肩になる危険性があります。
平泳ぎやバラフライでは、腰に負担がかかるため、腰痛を引き起こします。
平泳ぎでは靭帯に負担がかかり、平泳ぎ膝になってしまうことも。
水の事故
水遊びはとても楽しく、暑い夏にぴったりですが、小さい子どもの場合は、ビニールプールなどたった数センチの水深でおぼれてしまうこともあります。そのため、毎年のように悲しいニュースが報道されているのです。
水遊びをする際は、必ず大人は目を放さないようにしてください。
また、子どもが成長し泳ぐのが上手になっても、子どもたちだけで川や海へ行くのは危険。実は水の事故は、服を着ている状態で起こることがほとんど。川で足を滑らせて服のまま・・・などという事故が多発しています。
とは言っても、いざ水の事故にあった際、泳ぎを知っているか知らないかが、命に関わってきます。
水泳上達のコツ
子どもの水泳を上達させるためには、練習を重ねることが重要です。ただし、間違えた泳ぎ方のままやみくもに練習しても、意味がありません。
先生に教わったフォームで泳げているか、動画に撮るなどしてチェックしてみると良いでしょう。泳ぎの上手な人(プロの水泳選手など)の動画と見比べるのもおすすめです。
特に、なかなか上達しない場合は何かしらの原因があります。先生に相談しながら、何が悪いのかを考えていくことが大切です。