夏にかぎることなく、1年中人気が高いマリンスポーツ、サーフィン。
青い海の上、波に乗るダイナミックな姿に憧れる方は多いのではないでしょうか。
今回は、サーフィンを撮影するコツをご案内します。
サーフィンのシャッターチャンスは？
サーフィンを撮影する際、波にキレイに乗っている、動きのある写真を撮りたいものです。
水しぶきがとまって見えるような写真が撮れるのは、1/100以下の遅めのシャッタースピード。遅くすればするほど迫力ある写真が撮れますが、手ぶれもしやすくなります。
また、海辺の風は強いもの。遅いシャッタースピードにしなくても、風が強いとカメラがぶれてしまいます。
さらに言うと、ずっとカメラを持っていると腕が疲れてしまうので、三脚使用がおすすめ。
手で持つ場合は、しっかりとブレないように腕を胸の前で固定してください。
時間帯は、日の出日の入り前後の時間帯（マジックアワー）が人気。
雰囲気のある写真を撮影することができます。
サーフィンを撮影するコツ
逆光の場合は、サーファーが暗くなってしまいます。
順光で撮影したいのか、逆光で撮影したいのかを考えて、ビーチや撮影時間帯を検討するようにしましょう。
海の天気は、日が差して明るくなったり、雲に遮られて暗くなったり、明るさが一定とはかぎりません。
撮影した写真を見ながら露出を変えていくことが、良い写真を撮影するのは必要不可欠です。
難しいのは、液晶で見るのとパソコンで見るのは、明るさが違って見えること。
液晶を見ながら露出を設定したのに、実際は明るすぎて白っぽくなってしまったというのはよくある話です。
自分のカメラのクセを調べておくと良いでしょう。
サーフィンを撮るときの位置
撮影場所とサーフィンをする人の距離は遠く、望遠レンズを使わないと豆粒のような写真になってしまいます。
望遠レンズを使う場合も、なるべく波打ち際に近い場所で撮影するようにしてください。
それでも写真から迫力を感じない場合は、パソコンで画像をトリミングしてみましょう。
いらない背景を消すことで、迫力ある写真が出来上がります。
撮影する際は、砂浜よりも崖の上など、少し高い場所からの撮影がおすすめ。
砂浜からの撮影の場合は、ボトムターンを撮影する際、波にサーファーが隠れてしまいシャッターチャンスを逃してしまうことも。
連写モードで撮影すると「神がかった奇跡の1枚」が撮れる確率が上がるので、試してみてください。