スポーツ中の紫外線について|Photo Like Sports【フォトライクスポーツ】

menu
Photo Like Sports
受付時間/10:00~17:00(定休:土日祝) tel.050- 3315- 0433050- 3315- 0433
  1. ログイン
  2. 新規登録

スポーツ中の紫外線について

2021/03/25こどもとスポーツ

紫外線が身体に良くないとよく耳にしますが、子どもの紫外線対策は大丈夫ですか?
「子どもは日焼けしてなんぼだ!」と何も対策していない方や、「日焼け止めだけで充分」と思っている方はいませんか?
屋外スポーツをしている子どもにとっては、避けて通れない紫外線。
今回は、紫外線が与える影響や、紫外線対策をご案内いたします。
これから紫外線が多くなる季節の到来です。
特に、スポーツチームのコーチや学校の先生は、紫外線の危険性を重々理解し、子どもたちの健康を気遣うようにしてください。

紫外線の影響

紫外線の影響と言うと、肌荒れを起こす、シミやしわを作るといったイメージしか持っていない方もいるでしょうが、美容以外にも大きなダメージを残します。
紫外線をたくさん浴びると、紫外線角膜炎になったり、免疫機能を低下させたり。
肌が赤くなるだけでなく水ぶくれ状態になることもあります。
それだけでなく、皮膚が薄い子どもは紫外線を浴びすぎると、細胞内のDNA(遺伝子)が壊され、大人になってから皮膚がんや紫外線アレルギーになることも。
白内障や翼状片の主たる原因も、紫外線だと言われています。
大人になって後悔しても、元に戻すことはできません。

紫外線対策

・帽子の重要性
紫外線対策に、日傘・帽子はかかせません。スポーツを行う際は必ず防止を被るようにしましょう。

・肌の露出を控える
暑いとタンクトップやキャミソールを着たくなるところですが、肌の露出を増やすと紫外線を浴びる面積を増やしてしまうことに。
長袖パーカーを羽織るなど、紫外線を意識した服装がおすすめ。

・サングラスを使う
角膜炎や白内障、翼状片になる危険性を減らすためには、日常のサングラス使いも大切です。
スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツでは、必ずサングラスをしますよね。
同じように、スポーツをする際はサングラスを着用させましょう。

・紫外線の強い時間帯は避ける
午前10時〜午後3時までの紫外線が強い時間帯は避けてスポーツを楽しみましょう。

・日焼け止めを使う
肌が弱い方には、ノンケミカルタイプがおすすめ。紫外線散乱剤を使っていて、肌の上で紫外線を跳ね返します。肌への刺激は少ないですが、白浮きしやすく乾燥しやすいのがデメリット。
ケミカルタイプのものは紫外線吸収剤を使っています。塗り心地は滑らかで使いやすいですが、紫外線のエネルギーを吸収して別のエネルギーに変換するため、刺激を感じる方も。
子どもには、ノンケミカルのミルクタイプが使いやすいでしょう。

効果的な日焼け止めの使い方

日焼け止めは夏冬関係なく1年中使うようにするのが正解です。
日焼け止めを塗る際は、ムラがでないように丁寧に塗ってください。薄く伸ばすと効果が減少してしまいます。
耳や首や鎖骨は塗り忘れが特に多い部分。忘れないように気を付けましょう。
日焼け止めは汗で簡単に流れてしまうため、こまめに塗り直すように指導してください。
ケミカルタイプのものは、汗をかかなくても2〜3時間くらいしか効果が持続しないものが多いため、日常生活でもこまめな塗り直しが必要です。
ノンケミカルの場合は、時間がたっても効果はあまり変わりませんが、落ちやすいのでこまめに塗り直しましょう。