サッカーやラクロス、陸上競技などフィールドを駆け抜けるスポーツを撮影したい場合、どのようなレンズが必要でしょうか。
必要なレンズの機能を知って、候補を絞り、そのスポーツの撮影向けに適したレンズを手に入れたいものです。
こちらではサッカーやラクロスをしているお子さんを撮影したい場合のレンズの選び方についてご紹介しましょう。
レンズのスペックを知って選ぶ
フィールドを駆け抜けるスポーツを撮影する際に重要なのは、撮影に必要なレンズのスペックを知ることです。
必要なスペックを知ることで適したレンズの購入候補を絞ることができます。
フィールドを駆け抜けるスポーツの撮影に必要なレンズの性能
●望遠が300〜500mmのズームレンズ
●オートフォーカスが高精度
●三脚座の有無
ズームレンズは400mm以上が理想です。
カメラの性能によっては300mmレンズでもOKですが、400mmレンズであればフィールド上の被写体のバストアップ撮影が狙いやすくなります。
300mm未満の200mmレンズであれば、フィールド上で大きく撮影できるシーンが制限されてしまうでしょう。
それでは迫力に欠ける写真しか撮れません。
また、小学生は前半後半で15分程度の試合出場になることがほとんどなので、撮影できる写真にも限りがでてくるでしょう。
表情まで撮れ、迫力のあるバストアップの撮影もできる400mmがオススメです。
少なくとも200mmだと遠いので、300mm以上のレンズを選ぶようにしましょう。
三脚座は必須ですが、搭載されているレンズの種類が少ないのであればいいな、といったところです。
撮影ポジションをイメージする
400mmのズームレンズを採用しても、思ったほどフィールド全体を撮影できるわけではありません。
撮影するポジションをイメージしてみましょう。
ほとんどの場合は保護者応援という形で撮影することがほとんどなので、サイドラインの少し離れたところに陣取ることになります。
しかし、サッカーやラクロスなどで小学生くらいのお子さんの試合では、試合展開が一方的になると反対側のゴール前のみで試合が繰り広げられるという事態もあるのです。
シャッターチャンスがほとんど訪れないということも起こり得るので、臨機応変に撮影ポジションを変更しましょう。