冬のスポーツといえばやはりスキーやスノーボードではないでしょうか。
冬の遊びとしても人気の高いスキー、スノーボードですが、真っ白なゲレンデに真っ青な空のコントラストなど、撮影シーンとしても人気です。
臨場感ある写真を撮影するための設定やコツを覚えてかっこいい写真を撮影したいですね。
こちらではスキー・スノボをかっこよく撮影するポイントについてご紹介しましょう。
撮影で抑えておきたい設定
ISO感度
基本的に常用感度の一番低い数値、100に設定しておきます。
そこからシャッタースピードや絞り値、天気やゲレンデの明るさによって調節していきましょう。
雪がレフ板代わりになるのでISO感度を挙げる機会は少ないですが、曇やナイター撮影で暗い場合はISO3200以下くらいで調節してみてください。
シャッタースピード
初心者がゆっくりと滑っている場合の撮影はさほど問題ありませんが、躍動感をそのままに被写体の動きを止めて撮影したい場合は、シャッタースピードを1/500秒以上に設定します。
シャッタースピードを早めることでブレずに撮影できるでしょう。
滑ってくる被写体がシュプールを描く様子を流し撮りしたい場合はシャッタースピードを遅めに設定してみてください。
滑る速さに合わせて少しずつ遅くしていきましょう。
F値
動いている被写体を撮影するので、F値はF4-5.6あたりに設定しましょう。
あまりに低い値だとピントがずれる可能性があります。
低い値で設定したい場合はオートフォーカスの性能を信じてピントが合うまで何度も撮影すると良いでしょう。
オススメの撮影方法
スキーやスノーボードは一緒に滑走しながら撮影することが可能です。
ジャンプやトリックをきめたりすることができる被写体を撮影する場合は、一番よい撮影スポットがあります。
何度も挑戦してベストショットが撮影できるスポットを探してみましょう。
スキーであれば
正面から撮影したり、技術があれば並走しながら臨場感のある写真を撮影できるでしょう。
スノーボードであれば
正面、背面どちらでも狙えるスノーボード。
こちらも並走しながら撮影が可能です。
スタンスをスイッチできるスノーボーダーを撮影するのであれば左右どちらのポジションでも撮影できますが、どちらか一方ができる場合はかっこよく見えるアングルがカメラの位置によって変わってきます。
先に被写体となるスノーボーダーに確認しておきましょう。
ジャンプをしたり、回転系のトリックを取る場合も撮影前に見せてもらったり、回転方向によってベストポジションが変わってくるので事前にイメージしたりして臨んでください。
カメラを低めに構えると臨場感のある迫力のショットが撮影できます。