スポーツ観戦をしていると、絵になる瞬間がたくさんあります。
しかし、スマホで撮影しようとするとイメージ通りの写真になかなかならないのではないでしょうか。
構図が決まらなかったり、ブレてしまったりしないようにスマホでスポーツシーンを撮るためのポイントをご紹介しましょう。
動きを追いかけずに待って撮る
スマホでのスポーツシーンの撮影中はどうしても被写体を追いかけながらシャッターアイコンをタップしがち。
動きが早いと撮影のタイミングが追いつきません。
ピントが合わなかったり、手ブレしてしまったりでピンぼけの写真ばかりになってしまうでしょう。
そういうときには待って撮るのがポイントです。
実際に撮影する前に相手のチームや他の選手を撮影して予行練習をしておきましょう。
オートフォーカスや手ブレ修正機能でアイコンをタップした後もじわっと遅れて撮れることを踏まえて、脇を締めてスマホを動かないようにして撮影します。
さまざまなアングルから撮る
カメラの画角と視線がシンクロしてしまうのがスマホでの撮影。
少し違ったアングルから撮ったり、スマホの撮影機能をいじってみるとバリエーション豊かなインパクトのある写真が撮影できます。
ローアングルからあおって撮ると迫力満点な一枚になりますし、遠目から被写体を撮影した後拡大してトリミング機能を使うと遠くの被写体もきれいに撮れます。
あえて引き画で撮る
プロカメラマンの中で「イメージショット」と呼ばれる撮影方法を試してみましょう。
たとえば広大なフィールドの真ん中でボールを操るサッカー選手や球場を駆け抜ける野球選手などを撮ると会場の雰囲気が伝わる一枚になります。
アップで表情を撮りたいところですが、思い切って引いてみるとインパクト大の作品に仕上がることもあるのです。
写真の中にストーリー性をイメージして撮る
写真販売サイトにアップロードする際、バリエーションが多いと閲覧数も伸びます。
スポーツシーンを撮影する上でアクセントとして入れておきたいのがスポーツをするためのグッズ。
ボールやスパイク、バットやハードルなど被写体が扱っているスポーツ道具を入れて、道具にピントを合わせて撮影します。
見る人のイメージをふくらませる印象的な写真になるでしょう。
背景にボケさせた人を入れたり、あえて画面の端に道具を持ってきたりしてストーリー性を感じさせる一枚に仕上げてみてください。