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カメラのお手入れ

2020/08/15カメラの基礎知識

せっかく一眼レフを買っても、使用後はそのままポーチに入れているという方も多いのではないでしょうか。
しかし直接手に触れるカメラは、皮脂汚れや埃などが付着しています。
カビや老化の原因となってしまいますので、必ずお手入れをしてから片付けるようにしましょう。
今回は、カメラの正しいお手入れ方法についてご案内します。

お手入れのタイミング

スポーツの試合や旅行などでカメラを使ったら、ケースにしまう前にお手入れを行います。
と言うのも、カメラを手に持つと手や顔の皮脂がついてしまいますし、屋外撮影は砂埃がついてしまうこと間違いなし。体育館等での屋内撮影でも、意外と埃がまっています。
次に使う時に気持ちよく使うために、汚れを落としてからしまってください。

お手入れ道具

○カメラ・レンズ用のブロアー
→エアダスターは、カメラ・レンズを傷める原因になるので×
○カメラ・レンズ用の柔らかい掃除用ブラシ。(大きなブラシと小さなブラシ)
→化粧品用の柔らかい肌用ブラシでも代用可能です(未使用品に限る)
○カメラ専用のクリーニングクロス2枚
→ハンカチやティッシュを使うとキズの原因になります。

お手入れ手順

埃を落としてから、クリーニングクロスで拭き上げます。
カメラやレンズに埃やゴミが残っている状態で拭き掃除を行うと、カメラやレンズに目に見えないような傷が入ってしまい、次第に劣化してきます。
ブロアーで埃をしっかりと落としたら、クリーニングクロスで拭き上げていきましょう。

お手入れ方法

1)埃を落とす
ブラシを使って、カメラ全体の埃を優しく払い落とします。
アクセサリーの周辺や、外部接続端子周辺など、埃がたまりやすいので要注意。
内部ストロボの掃除では、撮影モードをマニュアルにして、フラッシュを起動させるとストロボがアップするので、小さなブラシで角の埃まで取り除きましょう。
フタやカバーがある部分は、開けて掃除してください。

2)ブロアーで砂埃を吹き飛ばす

・カメラ本体

カメラの電源をオフにしてレンズを外し、キャップで保護してください。
まずは、カメラ表面の残った埃を飛ばします。ダイヤルやスイッチなど、入り組んだ場所もしっかりとブロアーをかけてください。
続いて、イメージセンサーやミラー等がある内部の埃をブロアーで飛ばします。
埃が下に落ちるようカメラを下に向けて掃除することが大切です。
カメラの内部はデリケートなため、触らないようにしましょう。

・レンズ

レンズ表面とマウント側、どちらを掃除する際も、下に向けてからブロアーで埃を飛ばしてください。
プロテクターを外して行うと、間に挟まった埃をとることができます。
忘れがちなのは、フードとキャップ。こちらもブラシとブロアーでキレイにしてください。

3)クリーニングクロスで拭き掃除

・カメラ本体

レンズの筒やボディを拭きますが、カメラの内部は故障の原因となりますので、触らないでください。
グリップやボタンの周辺、ズームリングやフォーカスリングは、特に汚れやすい場所。
汚れがヒドイ場所には専用のクリーニング液を使う方もいらっしゃるかと思いますが、必ずレンズ用のクリーニングペーパーを使いましょう。
フォーカシングスクリーンは傷が付きやすいので、なるべく拭かないように。
液晶画面も傷が付きやすい場所。クリーニング液は使わず、クロスで優しく拭き上げましょう。

・レンズ

レンズ表面、マウント側、ファインダーの接眼レンズを拭く際は、カメラ本体に使ったクリーニングクロスとは違う新しいキレイなものを使ってください。
レンズの表面は、中心から円を描くように、ゆっくり優しく拭いていきます。
クリーニング液と専用のペーパーを使う場合は、カメラ本体に使ったものとは別に、新しいペーパーを使ってください。使いまわしはNGです。
レンズの外装は、クリーニングクロスで拭いてください。

4)センサーの汚れは

カメラの中で最も重要な部分、センサー。
ここが汚れている場合は、自分で掃除することができません。
メーカーのサービスセンターに掃除を依頼しましょう。

カメラの保管方法

カメラやレンズは、ドライボックスや防湿庫での保管がおすすめです。
バッグに入れて戸棚に入れている人が多いですが、湿気をすってカビが生えてしまう可能性があります。