夏の運動と比較して、冬は熱中症の心配がないし、安心だと思っている方が意外と多いですが、実は冬の運動も危険がたくさん!
今回は、冬の運動の注意点をご案内します。
自分だけでなく、子どもが運動される際も、気を付けてあげてください。
念入りにウォーミングアップをしよう
季節にかかわらず、スポーツの前には準備運動が大切ですが、特に冬は念入りにウォーミングアップをしましょう。
暖かい時期と比較して、冬は筋肉が固まってしまっていてほぐれるまで時間がかかります。
指先などは、カイロで温めてあげるのがおすすめです。
身体が温まる前に本格的な運動を始めると、血管が収縮して血圧が上がってしまいます。
クールダウンも重要
運動が終わった後、そのまま終了してしまう方がいますが、クールダウンも大切です。
クールダウンは、運動により筋肉に血液が溜まっているので、これを心臓に返してあげるためのもの。
貧血予防や疲労回復の効果があります。
冬でも起こる脱水症状
夏と違って、冬は汗をかいた、喉が乾いたという意識が起こりづらくなります。
しかし、実際は夏とかわらないほど冬も汗をかいているとも言われているのです。
そのため、喉が渇いていなくても水分摂取が必要です。
冬でも日焼け対策を
夏のような強い日差しがないため、冬場は日焼け対策をしないという方は多いですが、紫外線は1年中降り注いでいます。
そのため、屋外スポーツなど外にいる時間が長い場合は、肌トラブル回避のため必ず日焼け止めクリームなどを使いましょう。
こどもたちだけでなく、観戦や写真撮影をしている親御様も日焼け止めは大切です。
意外と寒い屋内スポーツ
屋内スポーツだから寒くないと思っていると大間違い。
確かに運動している間はあたたかいでしょうが、バスケットボールの試合など、複数のチームでコートを使うと待ち時間が生じてしまいます。
せっかく温まった身体が、待ち時間の間に冷えてしまいます。
必ずしっかりと汗を拭きとって、防寒具などを羽織って、身体を冷やさないようにしましょう。