子どもの中には、スポーツが得意な子から苦手な子まで、さまざまです。
中には、スポーツは苦手だけれど身体を動かすのは好きと言う子どももいます。
では、どうしてスポーツが苦手になってしまったのでしょう?
スポーツが苦手な理由
・笑われてしまったから
本人は一生懸命に身体を動かしているのに、周りから笑われてしまう。
これは、恥ずかしいし悲しいし、スポーツを嫌いになるには充分な理由と言えます。
大人はすぐに「それくらいのことで」と言ってしまいがちですが、子どもにとっては何よりも重要です。
また笑われるかもと思うと、どんどんスポーツが苦手になってしまいます。
・怖いから
球技ならボールが怖い。
鉄棒や平均台なら落ちるのが怖い。
走るなら転ぶのが怖い。
怖いと言うのは、誰にでもある感情です。
ケガをしない方法をしっかりと教えてあげてください。
・思うように動けない
思っているように動けないため、スポーツがコンプレックスになってしまうと言う子どもはとても多いです。
思うように動けない、どう動いて良いのか分からない。
こんな子どもには、上手に動き方を教えてあげられる指導者がつくと、安心なのですが。
・勝てないから面白くない
運動音痴の子ほど、鬼ごっこをしても何をしても、勝てない。
勝てないと面白くない。
面白くないから、苦手なままという負の連鎖に陥ってしまいます。
・疲れるから
スポーツが苦手な子どもほど、疲れるから運動をしたくないと言います。
自分から運動をしないと、基礎体力が落ちてしまい、さらに運動が苦手になってしまいます。
スポーツが苦手な子どもに好きになってもらうためには
スポーツが苦手な子どもは、上記以外にもさまざまな理由があります。
運動音痴の子どもほど、どう体を動かせば運動できるのか、上手にイメージできていません。
スポーツを好きになってもらうためには、成功体験を積み上げていくことが大切です。
成功体験を積み上げるためには、身体を動かす習慣を身に付けることが第一。
家族皆で、毎日ストレッチをしてからウォーキングを行う。腕立て伏せなどの筋トレも皆で競ってみましょう。
わざと子どもに負けて、モチベーションを上げるなど、子どもが身体を動かすのをいとわない環境をまずは作ってください。
体力がついてきたら、まずは水泳などの個人競技を行う教室に通わせるのがおすすめ。先生が丁寧に教えてくれるところを選びましょう。
できるようになることで、成功体験が積み上がっていきます。
スポーツを1つできるようになると、身体の動かし方が以前よりも分かるようになり、上手にイメージしてその通りに身体を動かせるようになっていきます。