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激しい動きのラグビー選手を捉えるためにピントを合わせるポイントは?

2023/07/06スポーツ写真撮影のコツ

ラグビーは激しいボディコンタクトのスポーツ。
15人の選手が個性的なプレースタイルで競います。
写真撮影では選手の一瞬のプレイを捉えることが醍醐味であり、躍動感あふれる写真が撮れるでしょう。
では、ピントを合わせるポイントは顔や目ではなく、どこになるでしょうか?

ねらうのは上半身

ラグビーの選手たちは自由自在に動き回ります。その動きは予測できません。
そのため選手にピントを合わせる際、顔に絞り込むことはほぼ不可能です。
では、どこにピントを合わせるべきでしょうか?それは選手の上半身あたりです。
カメラの設定は、「AIサーボAF」と「連続撮影」です。
AFエリアは基本的に真ん中1点に設定し(測距エリア選択モードを「任意選択1点AF」に)、被写体の選手を外さないように注意します。
動いている選手の胸の真ん中をねらい、シャッターボタンを半押しにしてカメラを滑らかに動かし、選手の動きに合わせて追いかけましょう。

AFポイントを上手に使う

カメラ設定では「AIサーボAF」と「連続撮影」を活用しましょう。
AFエリアは基本的に真ん中1点に設定し、選手の動きに合わせてカメラを滑らかに動かしてピントを追います。
上達するためには、顔に確実にピントを合わせる「ホームラン」よりも、上半身あたりにピントが合っている「ヒット」を増やすことが重要です。
AFポイントの外れを減らし、ピントが抜けないように被写体を追い続けましょう。

ピントがはずれないように負い続ける

どうしても「任意1点」のAFポイントで被写体となる選手を負うのが難しい場合は、AFポイントを広げる「ゾーンAF」を活用してみましょう。
広くすることで被写体をピントがはずれないよう負い続けることができます。
ピントがはずれないように被写体を追いかけることは、躍動感のあるスポーツ写真を撮影する基本です。
プロの試合だけでなく、お子さんの運動会や試合などでも応用できるでしょう。

ラグビーはバリエーション豊富な写真が撮れるので、被写体として理想的です。目まぐるしい試合展開にカメラマンも大忙しでしょう。
基本的なテクニックとして、上半身をねらい、AFポイントの使い方を工夫することが大切です。
ピントを追い続けることで、理想に近いスポーツ写真を撮影することができるようになるでしょう。