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卓球を撮影する

2018/12/27スポーツ写真撮影のコツ

2016年のリオデジャネイロオリンピックで日本人勢のメダルラッシュにより一躍脚光を浴びた卓球。
見ている人に「卓球はこんなにアクロバティックで情熱的な競技なのか」と関心を集めました。
卓上274cm×153cmの狭い世界で繰り広げられる熱い戦いを写真におさめたい方が急増しています。

卓球の見どころ=シャッターチャンス

卓球は小さなピンポンボールを相手コートに打ち込み、1バウンドした後に打ち返すスポーツになります。
1ゲーム11ポイント制で11ポイント先取した方が1ゲームを取ります。
やはり卓球の見どころと言えば、サーブ・ラリー・スマッシュと言えるでしょう。
相手を惑わすサーブは最初に選手の持ち味が試されます。
次に激しいラリー。男子選手の場合、宙に浮くようなダイナミックなラリーが繰り広げられます。
そして相手を圧倒するスマッシュ。力強く打ち込まれたスマッシュには選手の信念が詰まっています。
これらにより点を取ったときの選手の掛け声やガッツポーズも話題を呼びましたね。

これらのシーンが満足に撮影できれば文句なしの写真になるでしょう。
それらのシーンの撮影をするために気を付けるポイントを次で解説します。

卓球を撮影するコツ

卓球は球技になるので球が画角に入っていたほうが臨場感がでます。
まず、どのシーンが撮りたいか先に決めておきましょう。
どれもこれも撮影したい気持ちは分かりますが、全部を狙っていこうとすると失敗することが少なくないからです。
例えばサーブを打つ時の構えは選手が静止するので、カメラ初心者には撮影しやすいかと思います。
それからラリーで球が入るように連射モードで撮ってみたりしながら徐々に動きのあるシーンを撮影していきましょう。
スマッシュを撮影するときは打つ態勢に入ったときにカメラのシャッターを押してみましょう。
打つ少し前がシャッターチャンスです!迫力のあるスマッシュシーンを手にしましょう。

卓球を撮影するときの注意点

卓球は室内スポーツですので、ISO感度を高めに設定することを忘れずに。
室内ですと暗く写りがちのため、ライトの逆光で選手の顔が真っ暗なんてことも・・・
また、シャッタースピードも速めに設定しましょう。
選手の動きが速いのでブレずに被写体を捉えるためのポイントです。
このようなことに注意しながら卓球を楽しく観戦・撮影をしてくださいね。