結婚式はウェディングドレスを着用するから、ウェディングフォトは和装で。
よくあるお話です。
特に、秋・冬と寒い季節は、夏に比べて和服を選ばれる方が増える傾向に。
そこで今回は、和装フォトに使いたい小道具についてご案内いたします。
和傘は定番
和傘をさして和装撮影するのは、ウェディングフォトの定番と言えるでしょう。
これがあるだけで、スタジオ撮影でもロケーション撮影でも、情緒豊かな写真を撮影することができます。
二人で相合傘をするのなら、男性が柄を持ってあげましょう。
色は、赤や白、紫など、縁起の良い色や格式の高い色が人気です。
持つのではなく、和傘を飾りとして周囲に置いて撮影する方法もあります。一張りでも複数でも、画面がパッと明るくなりますね。
扇子も人気
扇子を持って、和装撮影に臨まれる方も多いです。
面白いのは、「夫」「妻」などの文字が入った扇子を使うアイデア。直接扇子に書き込む方法と、他の紙に書いてそれを糊などで貼り付ける方法があります。
無地や縁起の良い柄は正統派、文字が入ったのはユニークな個性派ですね。
筆と墨で、書初めをしてみよう
半紙に「夫」「婦」でも良いですし、「明るい家庭を築く!」など結婚後の目標を書くのも素敵です。
また、「結婚しました」と書いて持つと、年賀状にも使いたくなりますね。
お習字した半紙を見えるように持って、写真撮影をしましょう。
1枚の紙を二人で持っても良いですし、それぞれ1枚ずつ持つのも良いですね。
紙風船で幻想的に
紙風船を使ったウェディングフォトは、幻想的で優しい雰囲気に仕上がります。
新郎から新婦へ紙風船を投げて渡すところを撮るのも素敵ですし、周囲にたくさんの紙風船をバランスよく配置して撮るのもキレイです。
また、いくつもの紙風船を上に投げ、落ちてくる前にシャッターを切ってもらうのも楽しい試み。
カラフルな折り鶴
和装写真では、折り鶴も人気です。
色とりどりの折り紙でさまざまなサイズの鶴を折っても良いですし、美しい柄の和紙で折るのもおすすめ。
大きなサイズのものを2、3個持ち込む方もいれば、小さいサイズの鶴をたくさん並べたり、上から散らしたりする方も。
新郎新婦に見立てて、二匹の鶴を準備するのもロマンチックですね。
赤いモールを使って運命の赤い糸を
赤いモールや、針金の入った赤い紐を準備してください。
モールの先をそれぞれお互いの小指に絡めれば、運命の赤い糸が出来上がり。
針金が入っていると、その紐を二人の真ん中でハート型にしたり、「LOVE」という文字を作ったりすることもできます。
最近では糸電話に使う方法も人気。新郎が口元に、新婦が耳元に紙コップをあてるのですが、そのコップからモールで作ったハートが飛び出ているなんて小技を効かせたユニークなウェディングフォトはいかがでしょう。
作るのが少し面倒ですが、オリジナリティなウェディングフォトにこだわりたい方は、ぜひ作ってみてください。