結婚式は世界の国々で様々な風習があり、祝い方も参列者もその国それぞれと言われていますね。
日本ではキリスト式で教会で挙げたり、神社や仏閣などで厳かに挙げたり、人前式で立会人のもとで行われたり、いろいろと選択肢があります。
そしてかしこまって写真を撮る習慣もありますね。
日本は仏教徒の人が多いとされていますが、日常で意識することはほとんどないかもしれません。仏教徒を意識することはお葬式の時くらいかもしれせん。
ですからほぼ無宗教状態と言っていいでしょう。結婚式は宗教にとらわれず、そのカップルの希望に沿って挙げることがほとんどです。
そんなウエディングですが、海外ではちょっと事情が異なるようですね。
まだお見合いが一般的?インド
インドではいまだにお見合い結婚が一般的だそうです。結婚式で初めてお相手の顔を見る、なんてこともあるそうですよ。
日本の昭和時代には、まずお相手の写真を見て判断し、良ければ合ってみる、というスタイルもありました。
インドの人は約80%がヒンドゥー教。ヒンドゥー教は家族の結びつきがとても強いと言われており、家族の賛同を得られることが幸せな結婚につながっている、とされているそうです。
こんな部分も日本の昔のお見合い結婚に似ていますね。
インドでは結婚式にかなり体力を使う
そんなインドですがとても体力を使う結婚式になるそうです。
結婚式と披露宴の前後を合わせると約1ヵ月も前から準備を始めるそう。
当日は自宅から披露宴会場まできらびやかに装飾された車に先導されてパレードのような状態になるそうです。
そして披露宴の前夜祭では深夜であっても大音量で音楽を流しみんなで踊って楽しく過ごすそうです。みんなで写真も撮り、楽しく過ごすのでしょう。
ですから近くで披露宴を行っていたらすぐにわかりますね。そのため近くを通りかかった人が突然混ざってきて一緒に踊りだしたりすることもあるそうです。
結婚式の写真に知らない人が映っていた、なんてこともあるかもしれません。フレンドリーな国民性が良く出ていますね。
役所の人が立ち会う?オランダ
オランダでは日本では考えられないところで結婚式が行われるそうです。場所は市役所。オランダでは役所の人が立ち会い、市役所の中の広間で結婚式が行われます。
しかし最近はもっと個性的な方法で結婚式をしたい、という若いカップルも増え、観光名所やサッカー場などで結婚式を挙げるカップルも増えているそうです。
その自治体や地域も、活性化につながるから、ということでいろいろな選択肢を用意しているそうですよ。
オランダではパートナー登録ができる
オランダでは、日本で言う婚姻届けを提出しなくてもパートナーとして登録することが法的に認められています。そして法的な夫婦関係と同様な権利が与えられるのだとか。
この点はまだまだ日本は追いつかないですね。
そのため、お互いに子どもがいたりしてもパートナーとなり、事実婚状態のカップルはとても多いそうです。そんなパートナーはかしこまって写真をとることにこだわらず、普通のカップルとしてスナップ写真を撮るだけで済ませてしまうのかもしれません。
さらには、同性同士でもパートナーになれるのだとか。やはり一歩進んでいますね。