結婚式のための準備を頑張ってきた日々。
結婚式を行うか延期するか。
多くのカップルがどうするべきか悩んでいます。
今回は、コロナウイルス対策をして結婚式を挙げる方法をご案内します。
中止にするのが安全なのは分かっているけれど・・・
結婚式は、本音を言うなら延期にしたい。
毎日「延期にしようか決行しようか」と悩むのは疲れた。
そんな声を多く耳にします。
ここまで悩んで延期にしない理由は、何と言ってもキャンセル料が高いから。
ほとんどの結婚式場では、コロナウイルスを理由にした延期に対して、「キャンセル料」が発生するから。
これは、ウェディング保険に加入している場合も同じです(新郎新婦がコロナにかかればキャンセル料は保険会社が負担します)
結婚式の日時が近付くほどキャンセル料は高くなっていくため、すでに夏の結婚式を延期してもらったという話も聞くほどです。
ですが、今からだと90%~100%のキャンセル料がかかる・・・となれば、誰だって延期にするのを躊躇するものです。
また、他にも家庭の事情でキャンセルができないというカップルもいらっしゃいます(お父様が余命半年と宣告されているなど)
コロナウイルス対策をして結婚式を挙げよう!
・マスクは全参列者に配布
このマスク不足の時期で手に入れるのは大変ですが、結婚式場に相談しながら、どうにかしてゲスト分のマスクは手に入れてください。
ゲストの気持ちを考えると、布マスクではなく使い捨てマスクを準備したいもの。
当日、車で式場入りするゲストは会場で渡してかまいませんが、公共交通機関を利用するゲストには、前日までに郵送等で必ずマスクを届けてあげてください。
・式場のスタッフにもマスク着用をお願いして
ほとんどの結婚式場では、新郎新婦の希望があれば、スタッフ全員マスク着用して接客にあたってくれます。
コロナウイルスを心配しているゲストが多いので、スタッフにはマスク着用をお願いしておきましょう。
・ゲストとゲストの距離に気を配って
可能なら、披露宴会場を大きな部屋にしてもらい、ゲストとゲストの空間を広くとるようにしましょう。
チャペル挙式は親族だけで、友人や会社の方には披露宴のみ参加してもらったという方もいます。
チャペルはどうしてもゲスト同士の距離が近くなってしまいますので、こういった方法も良いでしょう。
・消毒液はしっかりと準備
これも式場の人にお願いをしておけば、会場で手配してくれるところが多いですので、一度相談してみてください。
少なくとも、結婚式場入口、チャペル入口、披露宴会場入り口、受付、全御手洗いには設置しておきたいものです。また、できれば各テーブルにも置きたいですよね。
席礼と一緒に、全員に小さな消毒ジェルを配布したという方もいます。もし手に入れることができるなら、そういった気配りもしたいものです。
・換気は必須
なるべく窓や出入り口を開けて、会場を換気したいものです。
演出の邪魔にならない時間帯は、会場スタッフに換気をお願いしておきましょう。
・ゲストの人数を減らす
結婚式の参列者の人数を減らすと言う方法もあります。
友人や会社の人にお断りをして、親族のみで行うという方法もありますし、
遠方の方のみ参列をご遠慮いただくという方法もあります。
少しお願いし辛くはありますが、日本全国コロナウイルスが猛威を振るっている現状、残念ながらも快く承諾してくれる方がほとんどでしょう。
落ち着いた後で、友人を招いてカジュアルパーティーを開くのもおすすめ。
・ゲストに選んでもらおう
ゲストの中には、「コロナが怖いから参列したくないな」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
無理に来てもらって、コロナウイルスに罹患されてしまうと、新郎新婦も困ってしまいますよね。
そこでゲスト全員に、「結婚式は予定通り行いますが、参加はご遠慮いただいてもかまいません。急ではありますが、不参加をご希望の場合はメールでもかまわないので○日までにご連絡ください」と電話連絡しましょう。
※お料理などの準備がありますので、必ずプランナーさんと返信期限を相談してください。
連絡がなかった方には、「参加で大丈夫なんだよね?」と、再度確認しておいた方が安心です。
(結婚式の日程に余裕がある場合は、結婚式ではどんなコロナウイルス対策をしているのかも書き添えて、手紙でのご案内も出すとより丁寧です。電話での一報をした後に手紙を出しましょう)