厚生労働省の調査「令和3年度『出生に関する統計』の概況」によると、令和元年における妊娠期間より結婚期間が短い出生は第1子出生全体の18%ほどであると発表されています。
つまり、お子さんがいるご夫婦のうち約2割が授かり婚ということです。
マタニティ期間中に結婚式を挙げる場合、さまざまな制約があります。どういったことに注意しておくとよいのでしょうか。
妊娠期間別注意点
順調に妊娠期間を過ごせる方もいれば、さまざまな環境やホルモンの変化から体調を崩してしまう方もいます。
どうしても難しい場合は産後に結婚式を挙げることも考えましょう。
妊娠初期
妊娠初期は赤ちゃんもお母さんも不安定。
少しの衝撃やストレスで流産になるリスクがあります。
人によってはつわりもある時期なので、無理は禁物です。
フォトウェディングの場合は急な体調の変化に対応してくれるスタジオを選びましょう。
妊娠中期
安定期と言われる妊娠中期で、周囲に妊娠したことを報告する方も多いでしょう。
しかし、安定期だからと無理をしてはいけません。
赤ちゃんも安定してくる時期ですが、お腹が膨らんでくるので締め付けるドレスはえらばないようにしてください。
まだお腹が目立たない方も多く、好きなドレスを着ることは可能ですが、赤ちゃんのことをまずは考えて選びましょう。
妊娠後期
お腹がかなり大きくなる妊娠後期は歩いたり、じっとしたりしているのも負担に感じる方が多いです。
お腹をしめつけないドレスを選ぶことはもちろん、ロケーションフォトで長く歩いたり、継続して撮影を行うのは危険です。
休憩を多めにとったり、撮影する時間を短くしたりしましょう。
息切れや動機、めまいもおこりやすくなる時期なので、スタッフと相談しながら行ってください。
授かり婚フォトウェディングで不安にならないように
授かり婚の場合、どちらかというとフォトウェディングの方が融通がききますからオススメです。
結婚式、披露宴をする場合でも不安にならないコツを抑えておきましょう。
不安にならないためにはサポートしてくれる方が必要です。
まずはフォトスタジオのスタッフに妊娠中であることを打ち合わせ時点で伝えておきましょう。
妊娠中であることがわかれば、その期間に合わせてスタッフも準備ができます。
動機や息切れなどのほか、お腹の張りがでたときにどうするか、時期を延長したときのリザーブ代などはどうなるのかなど確認しておきましょう。
スケジュールに余裕をもたせることも大切ですが、なにかしらのトラブルに見舞われたときにスタッフにすぐ相談すれば臨機応変に対応してくれるという安心感がもてるスタジオを選ぶようにしてください。