インターネットによる調査で、2022年はコロナ前の8割超までウェディング市場が回復したことがわかりました。
2020年初頭から猛威を奮っている新型コロナウイルスはまだ油断できない状況ではありますが、共存していくためのWithコロナの考え方で結婚式にまつわる新たなトレンドも登場してきています。
こちらでは2022のWithコロナにおける新しいウェディングにまつわるトレンドをご紹介します。
結婚式市場の回復
PCやスマートフォンによるインターネットの調査では2020年3月〜8月に結婚式を予定していたカップルの53.9%が延期、38%が中止を決断したことがわかっています。
コロナ禍において結婚式は開催が難しい状況が続いたのです。
その中でONLINEによるリモート結婚式という選択肢も生まれてきました。
2022年に入り、コロナ禍でもその対応が変わっていき、「ニューノーマル」という言葉とともに「WITHコロナ」の考え方が訪れてきました。
その中で2022年10月は2020年10月の約1.5倍までに「結婚式」を検索するユーザーが増え、コロナ前の8割超えの水準となったのです。
(※Web行動ログ調査ツール『Dockpit』)
結婚式にまつわる新たなトレンド
結婚式市場の回復とともにさまざまな結婚式にまつわるトレンドが生まれています。
(※LINEリサーチ)
マイクロウェディング
親族や近しい友人・知人のみを招待して、比較的小さめの規模で開催する結婚式がマイクロウェディング、もしくはマイクロ婚、家族婚です。
新型コロナウイルスの感染対策がしやすいという理由が多いと思いきや、少人数でアットホームに行いたい、大勢の人を呼びたくないという声がアンケートではあがっていました。
もともと小規模で挙式をしたいという以降が強かったご夫婦のニーズを得ることができたのでしょう。
フォトウェディングと同様にコロナが就職した後も結婚式の規模の選択肢として定着するのではないでしょうか。
オンライン上の招待状・ご祝儀
感染対策の中でニーズが増えたオンライン上で招待状やご祝儀を送ることができるWEB招待状やWEBご祝儀。
結婚式場などで行われるようになったサービスです。
ゲストの管理や受付などもすべてオンライン上で一元化でき、郵送代や紙代などの費用も抑えられます。
WEB招待状はゲストが返信はがきに記入をしてポストに投函するという手間がなくなるということもあり、今後もフォトウェディングと同様に結婚式の選択肢として浸透していくことが考えられます。
ファミリー婚・パパママ婚
ウェディングプランナーを対象とした調査で、7割以上の回答者が「コロナ禍においてファミリー婚が増えた」と答えています。
2020年に結婚式を延期せざるをえず、コロナ禍での妊娠・出産を経験したご夫婦がお子さんと結婚式を開催するケースが増加しているのです。
これまでもファミリー婚やパパママ婚はありましたが、2022年に増加したことで大手の結婚式場がベビールームの無料利用が含まれたプランを提供するなど、2023年も増加傾向はつづくのではないでしょうか。
フォトウェディングもお子さんとのファミリー婚が増えています。
コロナ禍で諦めていたというご夫婦もこの春に企画してみてはいかがでしょうか。