皆様、ご婚約おめでとう御座います!
これから結婚式場を探したり、式の構成を考えていらっしゃる方の一助けとなればと思い、結婚式場のPAとしてお話しさせていただきます。
さて、皆様にとってPAと言われても、何を指す言葉か分からない方がおられるかと思います。
PAとは「Pubulic Address」、または「Proffesional Audio」の頭文字を取った物です。
パブリックアドレス・・・直訳しますと、大衆・演説となります。
余計に分かりにくくなってしまいましたね。
簡単に説明しますと、ミキサー・エフェクター・マイク・スピーカー・アンプなど、ライブ会場等で演者さんが奏でた音楽や歌などを聴衆に届けるため、ミキサーを使ってスピーカーから音を出す人と捉えていただけると分かり易いかと思います。
PAとして、数多くの挙式のお手伝いをさせていただきました経験を踏まえ、皆様のお役にたてれば幸いです。
今回は結婚式プログラムの構成と作成についてお話させていただければと思います。
・結婚式・披露宴時に懸念される事
結婚式にお越しいただいた皆様を、どうおもてなししようかと悩まれているかと思います。
新郎新婦のお父様・お母様に感謝を伝えたい・式にお越しいただいた方々を楽しませたいなどなど、色々と考え完成した結婚式プログラムを見て、詰め込みすぎて式が滞りなく出来るのかと心配なさっておられる方がいるかと思います。
PAとして、言わせていただければ「大丈夫」と断言させていただきます。
そうです、私たちはプロですので問題なく進行可能です。
ですが問題が1つ。
新郎新婦の「体力」が懸念されます。
目まぐるしく場面が転換し、移動しスピーチをし、それを分単位で行いますと式が終わる頃にはもうヘトヘトに疲れてしまうのは想像に難しくはありませんよね。
ですのでプログラム作成をする前に、事前に何をしたいか考えておく事が必要かと思います。
・プログラムの選別
思いつく限りのプログラムを羅列して行きましょう。
その中から外せない物を選別し、最終的にはプログラム数が20点以内に収まるよう選別して行きましょう。
・プログラム構成
プログラム数が20点ですと、おおよそ2時間は超えています。
ですのでここからはご契約しているウエディングプランナーとともに制作してまいりましょう。
プランナーが各プログラムの所要目安時間を示すと思いますので、内容の変更・選別し、ゆとりのあるプログラムにして行きましょう。
お招きしたお客様が楽しまれる為には、主催者である新郎新婦が楽しめる式でなければと思います。
プログラム数にゆとりを持たせ、式を楽しんでください。