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結婚式場で働くPAからの一言⑤

2020/09/03ウェディングフォトについて

結婚式場で働くPAからの一言⑤

 

今回は結婚式場で働くPAからの一言・第五回目として、映像を使う時の注意点をお話しします。
昨今は映像を使う方が多く、使わない方は少数です。
また、結婚式・披露宴の規模、式場のPAやウェディング会社から派遣されたPAに任せる・有志がPAを行うかによって注意する点がありますので、PAからの視点としてお話しいたします。

 

・映像を作成するにあたって

映像を作するにあたって、個人で作成・結婚式場やウェディング会社が作成・映像会社に委託して作成の3パターンがあります。
個人で作成する・作成を依頼する場合、両方とも一長一短があり、メリット・デメリットを考え選ぶ必要があります。
個人で作成する場合は、自分の考えをダイレクトに活かせますが、デメリットとして製作時間・資料等を個人で探すなど手間がかかってしまう事があげられます。
製作を依頼する場合は、映像の方向性・必要に応じて撮影・映像のチェック等必要になりますが、手間と言う部分では個人で作成するより楽ではあります。
ただ他者が作成する分、イメージした物と違う場合があり、作成前の打ち合わせを念入りに行ったり、中間・最終の映像チェックが必要になるかもしれません。

・映像使用時の注意点

個人で作成した物をPAに任せる場合、以下の注意点があります。
・DVDメディア等の記憶媒体で作成した場合、会場がそのメディアに対応しているか
・PC等の機材を持ち込んで放映する場合、会場が対応しているか。
以上2点を事前にチェックする必要があります。
各種メディア等で作成している場合、放映する事は問題がありませんが、メディアが傷ついたり破損した場合は放映できない事がありますので、事前にバックアップ用に複数枚作成し、PAに渡しておいた方がいいかと思います。
PC等を持ち込んだ場合、事前に機器テストをする事をお勧めします。
理由としましては基本的にPC等の持ち込みの場合、操作はPCを持ち込んだ方やそれに準ずる方にお願いする事になります。
なぜPAが操作しないのかと言いますと、持ち込み機材の破損の恐れ・個人情報の観点・PAがその機材に対応可能か、などの理由があげられます。
チェック箇所としましては、持ち込み機材と出力側機材をつなげる事が可能か(ケーブル等)・放映用アプリケーション・解像度チェック・出力側彩度・スリープ解除・床に置く事になるケーブル類の保護(足に引っかからないようにテープ類で保護したり、マットを上から掛ける等)になります。
ただPAに任せる事も可能ですので、個人情報等を踏まえつつ事前に連絡し、打ち合わせをしておく事がよろしいかと思います。
またPCを当日渡す場合は、放映用アプリケーションやデータファイルの位置をPAに教え、未然に放映出来ない等の事故を防ぐ事がいいでしょう。