20代をすぎるとちらほら周りの友達が、親戚が、結婚式を挙げることが出てくると思います。
冠婚葬祭の基本やマナーなどは実際自分で体感してみないとなかなか分からないものですが、いざゲストに呼ばれるとどうしたらいいのか戸惑って人も多いはず。
今回は今更人に聞けない結婚式の基本(事前準備編)をご紹介します。
招待状のマナー
まず結婚式の始まりは、招待状の返信からになります。
出席か欠席か、招待状に返信期限が設けられていると思いますのでそれまでに返信するのが最低限のマナーです。
当日の予定が分からない場合など、やむを得ず返信が遅れてしまう場合には一報を入れることを忘れずに。
記入するときは黒のボールペンがマナーです。お祝いの気持ちを込めたくてピンクやオレンジを使いたいという気持ちは分かりますがマナー違反なので気をつけましょう。
ご祝儀のマナー
新郎新婦が友人の場合は相場は「2~3万円」だそうです。
偶数は2で割れるので縁起が悪いと言われてきましたが、近年ではカップルや二人の幸せを願うという意味合いで2万円は許容されているようです。
4と9はタブーの数字ですので、気を付けてください。
新郎新婦が親戚の場合は、結婚の準備金などに充てる意味合いも込めて5~10万円が多いようです。
呼ばれているゲストの人数を参考に入れるのもいいかもしれません。
当日のご祝儀の渡し方ですが、ご祝儀袋に包み、「本日はおめでとうございます」とあいさつを添え、
ご祝儀袋が相手から正面になるように両手で渡しましょう。
服装のマナー
女性の場合、新婦さんよりも目立ってしまったり、同じ色(ウェディングドレスと被る白など)はNG。
フォーマルかつ、あまり派手ではない色やデザインのものを選びましょう。
また露出が多いものも禁物です。方が出る場合は羽織ものを羽織りましょう。
男性の場合は、新郎より目立つスーツや柄物などの奇抜なデザインのシャツやネクタイは控えましょう。
スニーカーやジーパンなどのカジュアルすぎる服装もマナー違反です。
上記からビジネススーツでいいのでは?と思われるかもしれませんが、それも場に合っていません。
「準礼装」と言われる正装の一段下の服装が一般的です。
これらが、結婚式事前準備のマナーになります。次回は結婚式当日についてのマナーをご紹介します。